【映画感想】10th アニバーサリー 劇場版 遊☆戯☆王 ～超融合！時空を越えた絆～

長いよ…？すっごく長いよ……？？
ネタバレ部分から畳んでます！


【注意！】
※ 月神は無印（原作）信者なつもりでいますが、自分が思ってる以上にGXへの愛が強いような気がするのでちょっと偏った感想描くかもしれません；
※ あと、多少アニメブックのネタバレ（主にインタビュー内容）を含みます！注意！！
※ あと月神の万十・十ユベ好きっぷりが若干浮き出ているので苦手な方ちょっと注意！！


前日は楽しみ過ぎて寝付けませんでした！どこの遠足前の小学生だ！！
さてさて、いよいよ公開当日！開場30分前に着くと、既にそこには数人の決闘者が！！団体さんでいらっしゃったご様子。寒い中私はついったーで一人楽しサティスファクションしてました。（構って下さった方々有難う御座います）

開場と同時にチケット売り場へ！！うっひょ！ど真ん中！！！
x軸・y軸共に中央と言う、超特等席でした！！

■ ついでに地元の映画館＆客層スペック

・郊外の大型ショッピングモール内、TOHOシネマズ。
・最近3D映画が映るようになったマジ感謝。

・客層は中高生（決闘者・腐女子含む）が多い感じ。
・しかし何故か隣はショタ２人組みだった！！
・十代出て来た途端ハァハァしててマジごめんまじごめん！！
・おなごはどうにも保護者連れが多かったようです。
・カップル爆発しろカップル爆発しろちくしょうめが。

あと関係無いですけど、3Dメガネかけた状態で他の映画の宣伝観れました。
トイ・ストーリーの完成度が凄かったです！！実は一度も観た事無いんですが、ちょっと観たくなってきました……。

開演早々、スクリーンに映し出されるガッチャさん。

心臓止まるかと思った、十代ハァハァ的な意味で。
恐らく鼻息は荒かったと思われます、隣のショタまじごめんまじごめん！！


そして舞台は切り替わり、遊星の時代へ……
やっぱ現行シリーズなだけあってメインキャラは総出演！
クロウが遊戯さんを知らなかったのはサテライトだったからだ！って事でしょうか？しかし、やっぱりこの時代でもファラオの魂云々が一般的に知られてたり、決闘王のプライバシー色々駄々漏れである。
色々飛び出てはいけないものが飛び出たのを颯爽とスルーしつつ、赤き竜の便利な力でタイムマジック★


うわあああガッチャさんマジぴんち！らめぇええ～っ！！ガッチャさん攻撃しちゃったらナイトメア・ペイン発動しちゃ……わないですよね、流石に。
人外ガッチャさんでも歯が立たなかった星屑の攻撃を防げたのは、赤き竜には五竜耐性があるって事ですよね！と、脳内補完。細けぇ事はいいんだよ！！

アクションシーンマジ半端無いですね！おい決闘しろよ。
再び赤き竜の便利な力でタイムスリップ、二人乗りおいしいです。


ペガサス登場の瞬間やっぱりざわつく会場。おまえらペガサス好きだな！！






……あれ？




…………？？？




このペガサスさん、千年眼してらっしゃる…？
え？あれ？？義眼？？確か光のピラミッド（武上先生の小説版）の設定だと目玉取られたまま敢えて放置してた気がするんですが、いやアレは別もの扱いとしても、わざわざ千年眼のレプリカ入れるって細かいことは（ｒｙ


して、あっさり殺られるペガサス。


え！？

し、死んじゃった！！！！
てっきり遊星たちが助けに来るかと思ったら！！！
うあああああｼﾞｰﾁｬｰﾝ！！！！

と思ったら問答無用で拉致られる表さん。
「手荒な真似をしてすみません」
器用に30分前の世界に飛んで来た遊星さん、赤き竜が過労死しないか心配である。
尺の都合かやたらとあっさり打ち解ける決闘者達。
というか遊星さんの愛想が良い！遊戯さんはともかく、その場でガッチャさんを拉致るとは…！

と言う訳で、パラさんの命は30分間！

フ　ル　ボ　ッ　コ　の　予　感　！　！


いやしかし、主人公が３人も集まると壮観ですね！特にカードの掛け合いはナイスです♪
十代はひたすらサポートしてましたね～、割とガンガン攻める子な印象があったので意外です。えらい一杯伏せた時は笑っちゃいましたが、そこは流石二十代様！ちゃんと考えがあっての御様子。（王様には破天荒って言われてましたが（笑））

王様はやっぱりブラマジ！声がマハードだ♪って思ってたら弟子と一緒に喋り出して噴きました！ああ、でもマジガは流石に可愛い…彦久保さんがおっしゃってた通り、素晴らしい！
あと、十代の「ブラマジきたー！」には笑っちゃいました。
まさかガッチャさんが代弁してくれるとは（笑）

『クリボーを呼ぶ笛』のシーンは、何時も通りハネクリが来るかと思ったら、まさかのクリボー。遊戯さんの為にカード発動する十代もえ！！
しかしクリボー何故飛び出るよ！噴いたよ！！今回何回会場がどよめいた事か！！！

遊星さんはシンクロ！ふたりの反応が可愛らしかったです♪
現行シリーズ主人公の特権で若干へこたれますが、先輩２人に背中を押されて立ち上がるシーンは燃えですね！こういうベタだけど熱い展開大好きです！


パラさんはsinとか何とか色々やってたのですが忘れました。
いや、パラさんの印象が薄いのではなく、パラさんがちょっと雑魚っぽかった所為ではなく、主人公側のターンが熱すぎて、そっちに夢中になってパラさんの印象が…。

しかし、最強の敵（笑）に相応しく……と言うか、『又か』と言う感じの『俺☆融☆合』やっちゃいましたね！闇マリ思い出した方が多かった様ですが、残念ながら私が思い出したのはダーツ様でした。パラさん、もうちょっと頑張ってくれると思ってたんですがねぇ～。



彦久保さんは毎ターンラストターンの勢いで構成されたそうです。そう言えばこの決闘、たった4ターンなんですよね……何て濃厚な決闘！

先輩たちは1ターンずつで遊星が2ターン、あの少ないターンでしっかり各主人公の持ち味を生かした演出が成されていたのに感激です。
各作品のBGMもニクイ！！熱き決闘者達はGX版だと思ってたんですが、映画で又アレンジかかってたのでしょうか？今一分かりませぬ…。（宗光さんはクレジットに居なかった様ですが）


そんな感じでサクっとパラさん倒してあっという間にお別れタイム。
このシーン、王様だったのが意外です。（いつもは表さんが担当するイメージがあるので）又会えるってのは期待して良いの？期待しちゃうけど良いの？？


そういえば、ジャックの走り方が話題を呼んでいますが、そもそもラストにジャックが出て来た事覚えてません…止め絵に見入ってました。
カイザーさん走り（＠ジャンBANG！）は印象強いのですが…やっぱ後2回はみるべきですね！


■ 上映終了後

少年決闘者達「やっぱり遊戯王はギャグアニメだなｗｗｗｗ」
おまえら調教が足りてねぇな。

■ 3D

リアルソリッドビジョンｋｔｋｒ！！！
星屑のモンスター効果のエフェクト（ちっさい光）綺麗です！トゲのシーンも迫力ありましたね！これでライディングデュエルとかやったら面白そうです！（間違いなく酔いますが；）

加々美作画のお美しい御手が飛び出て来るのは手フェチホイホイですね！
あと、二次元が飛び出るって良く考えたら凄い事だと思いません…？
だって十代がスクリーンから飛び出して、こっちの世界へやって来るんですよ？ああ、画面に入りたい！！！

3Dに思うところは多少あったのですが、概ね満足です。やっぱあの迫力は3Dならではって感じです！DVD、2D/3D対応で出してもらえる事を期待してます！！
それと2D→3Dの技術の発展に期待！！



■ うろ覚え台詞とかツッコミとか

「あれ、未来の決闘盤？」
「あ、はい」
このシーンで蟹に対して笑い声が聞こえたのは敬語の所為なのか…それとも受け答えが何処となくシュールだったからか…。


「万丈目グループのデーターベースにアクセス出来れば…」
二十代のスペック：PCが扱える←new
良かったね！万丈目さん！！個人を指したわけじゃないけど一応名前呼ばれたよ！！

「遊戯さんが協力してくれるなら百人力だぜ！」
「遊戯さんに渡すのにフィールドががら空きなんて～」
「ブラマジきたーー！！」
「クリボーを呼ぶ笛発動」→「遊戯さん！」

やっぱこのこ遊戯さん好き過ぎる、可愛い。

「よくもヨハンのカードを！」
ヨハンてめぇ！私と代われ！！（は！となるとsin憑依装着エリアちゃん…ゴクリ。）
何でパラさん、アームドも盗んでくれなかったの？ねぇなんでなんで？？
私すっかり忘れてたんですが、サイドラにはノーコメンツなんですね。十代の可愛さで頭が一杯で忘れてました。十代が可愛いから忘れてました。

ついでに十ユベも大徳寺先生もファラオも可愛かったです。
ユベたん、すっかり十代の嫁ですな。…いや、前世からか。
ところで十代が猪木ってる件について。
加々美ンなにやってるのいつも通りだけど！！！

ところで記事左側『魔法の石』噴いた。
アレって所謂雑誌とかの怪しい広告風のネタだと思ってるんですけど意外に『もしや伏線…？』派の方もいらっしゃるようなので、何かそんな気もしてきました。あのペンダント結局なんか意味あったんだろうか…。


「ｼﾞｰﾁｬｰﾝ」

数　年　ぶ　り　に　吹　い　た

「十代君に、遊星君！」
あからさまに年上の遊星に躊躇わずに君付けとは、流石表様。

「相棒…ここは俺に任せて貰えるか？」
「うまい！」
「君は随分破天荒な決闘をするな」
「それはどうかな？」

取り敢えず王様は何時も通りでした。
何時も通り偉そう（こら）でしたが、豆腐らなかったし威厳があって良かったです。
「それはどうかな？」より「そいつはどうかな？」ってイメージが強いんですが、原作はそんな感じでしたっけ？最近読み返して無いので自信が無いです…読み返そうかしら。


「何！」
「なに！」
「ナニ！！」

何々言ってるから決闘者達（後述）に「弱い」って言われんだよ！！


■ パラさん

≪要約≫
パラドックス「世界が滅ぶのでカード消しに来ました」
主人公ズ「多分何とかなるのでお帰り下さい」

いや、可哀想な位あっさり倒されましたね。（劇中でも30分以内…）
LP0になったら死ぬってことはパラさん…(´・ω・`)
ちなみに上演終了後の決闘者達の反応は「パラドックス弱えぇ！！」、コラ！いっちゃいけません！！
あ、でもリアルファイトは中の人の言う通り強かったと思います！
ただ遊戯王界においてはあまり意味を成さないんですよね、可哀想な事に。

最早お馴染みの、『敵さん側の自分語り』がほぼ無いのは衝撃でした！あ、新しい！！（遊戯王…もとい吉田さんにしては）と、思ったら５Ｄ`s本編と繋げるんですね！（アニメブックより）なるほど～逆ディケイド！！

パラドックスさんの頑張り物語が観たい人は５Ｄ`s観てね～♪って事ですね。
王様の「また会えるさ」ってのは、内心『嘘付けこのやろ！！』って思ってたのですが……これは本編で再会するフラグと見て良いのでしょうか…？


いやしかし、大いなる実験とかいってたから何かと思ったら、歴史が変わるかどうか試してみましたって……どうなのそれ！（笑）




■ 感想まとめ

夢にまで見た加々美ん十代！
そして99年に見逃して以来、夢にまで見た巨大スクリーンに映し出される王様！！
そして何よりシリーズの主人公が揃い踏み！！！

49分と言う短い時間で良くやったな～って感じです。
実際説明口調だったり、ちょっと展開早めの箇所はありますが、気になるレベルでは無かったです。とにかく全体的に迫力（これは3D映像による所も多いですが）と勢いがあって、隙が無い！！！って感じです。

あとは、各主人公のバランスに本当に良く気を使ってるなぁと思いました。実際コラボレーションってどうにも一部のキャラクターが他のキャラを食っちゃったりする事が多いんですよね。尺より何よりそれが一番心配だったのですが……本当にこれは見事なバランスだったと思います！自分的には（ここ大事！）不満が残りませんでした。

途中で気付いたんですが、意外と王様達出張って無いんですね。人によって意見が分かれるとは思えますが、作品としては寧ろそれが良かったのかな…？って感じです。（キャラクター性が濃いですからね）

でも、誰かをメインに据えないとお話にならないんですよね。で、当然優先されるのは現行の５Ｄ`s。でもここでDMやGXを蔑ろにしちゃうとそっちのファンから不満が出ちゃう可能性がある訳ですが、先輩２人が良い感じにフォローしてましたね！

あと何より……


『10年間応援ありがとう！』

これが凄いぐっと来ました…。
自分が嵌った期間が東映時代+2年後～今までの合計9年間、僅かに10年には足りないのですが……それでも、応援してきたファンに向けられての言葉である事は確かで、ちょっと涙出そうになりました。

何か巧く言葉には出来ないのですが、遊戯王を好きで良かったなって思えた瞬間でした。
全ての生みの親である高橋和希先生、そしてスタッフの皆さん、こんな素晴らしい作品を十年間続けて下さって本当に有難う！これからも何時までも応援してます！！


実際原作含めると十年じゃなくなるよね？とか野暮な突っ込みはイヤン。




内容上、割と最近原作・DMに興味を持った方にはちょっと物足りなさを感じるかもしれません…。（DMキャラの登場数・台詞等は少ない方なので）

流石、原作出身キャラは個性が強いって事でしょうか。実際社長が登場したらそれだけでも他のキャラクター食っちゃうんですよね、確実に。…確実に。（二回言った）
（社長の活躍が観たい人はDVD『劇場版 遊☆戯☆王DM -光のピラミッド-』（正式タイトルうろ覚え）を買ってね！って事でひとつ…！）（小説版で色々補完されてるので合わせて買ってね！！）

自分的には原作とDMの最終回時にお腹一杯になっちゃったので、こうして映画になったってだけでも嬉しいです♪







あと最後に一言言いたい……








アキさんのおっぱい飛び出てたよね……？